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zoom RSS 将棋の解説

<<   作成日時 : 2009/02/05 23:38   >>

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昨日は、将棋のA級順位戦の解説を将棋会館で聞きました。将棋界のコンピュータ博士とも言われる勝又先生の解説でした。(ちなみに私はホンモノのコンピュータ分野の博士です。)さすが、使う道具はPCとプロジェクタのみ、インターネット中継の盤面と、盤上のカメラの動画と、過去の棋譜データベースと、アノテーション用のお絵書きソフトとを駆使しての解説はわかりやすいです。ここまでできるのは、勝又先生くらいなのだろうと思います。従って、交代がおらず、話しっぱなしで喉がお疲れのようでした。私も講義や講演で二時間近く話すとかなり疲れますので、よくわかります。

この解説では、対局場から棋譜用紙が届くのを待たなくてもライブカメラで指し手の進み具合がわかるのが何よりありがたいのです。当たり前のことのようですが、実は、指し手が解説場で同時にわかるということが一般的にはできてないのです。できてなくても、観客の興味がつながればよいのですが、いまや、そうはいきません。客の一部は(少なくとも私は)実際の指し手が先に進んでいることや、それはインターネット、あるいは来月の最終日のようにテレビ中継が入っていればテレビを見ればわかるということを知っているのです。家に帰ってインターネットかテレビを見ていた方が情報が早い、これは解説会に来るモティベーションを大きく下げます。

もう一つ気が付いたのは、勝又先生の使われているツールのことを他の棋士や女流棋士の先生があまり知らないこと。一様に「便利ですね」と驚いておられました。つまり、勝又先生の独自の工夫で、あまり棋士間で解説術についての横の情報交換ができていないのではないかと思われました。これは大学も似たような状況で、講義の工夫はそれぞれの教員が独自に行い、互いにあまり影響しあわない…ものでした…が、少しずつ変わり始めています。FD (Faculty Development) と称して、互いの講義を見学して良いところを学ぼうという動きが活発化してきました。まだまだ十分とは言えないのですが、5年前と今とでは取り組み方が明らかに違います。将棋の世界でどれほど"FD"がなされているのかは、この一件だけからはわかりませんが、昔ながらのやり方に固執せず、便利な解説ツールをもっと使っていただければと思います。

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